Joshua hair blog

現役美容師として皆様に髪の毛に関する有益な情報やトレンドを常に発信していきます。

【美容師が解説】縮毛矯正のリタッチって?どのくらいの頻度が理想なの?

 

自己紹介

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Joshua / 生粋のヘアケアオタク

美容歴8年目(都内で修行済み)

毎月多くのモデルやインスタグラマーの方を担当

 

どーもこんにちはJoshuaです。

今回は縮毛矯正のリタッチについての記事になります。

突然ですが、自分の髪質でクセがあり定期的に縮毛矯正をかけられている方で、

「矯正をかけてから日にちが経って毛先がまとまらなくなってきた...」

という理由で2〜3ヶ月ごとに毎回、根本から毛先の全体に薬剤をつけて矯正をかけられている方は要注意です。

髪のことを考えると、縮毛矯正は基本的にリタッチにしましょう!

ということで、この記事ではそもそもリタッチって何なのか?またなぜ縮毛矯正はリタッチが良いのかについて分かりやすく解説していきたいと思います。

 

◆この記事はこんな方にオススメ!◆
・強いクセやうねりで悩んでいる方
・今、縮毛矯正を定期的にかけている方
・縮毛矯正の知識をもっと深めたい方

 

 

そもそも縮毛矯正のリタッチって?

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では縮毛矯正のリタッチの意味について説明しましょう。

これは、新しく生えてきたクセが出ている根元にのみ、薬剤をつけて縮毛矯正をするということです。

本来、縮毛矯正は綺麗にかかっている場合、クセが伸びた部分は半永久的に真っ直ぐです。

それでも矯正をしてから数ヶ月経つと、

「また広がるようになってきたな...矯正が落ちたのかな」

と感じることもありますよね。

これは新しく生えてきた根元のクセが出てきてしまっていることが原因になります。

つまりは毛先部分を矯正はかけずに、この根本部分のみを縮毛矯正のリタッチをすれば、自然とまた真っ直ぐな状態に戻る!ということになります。

これにより、毛先に余計なダメージを与えずに髪をクセが無い真っ直ぐな綺麗な状態で1年を過ごすことが出来るんですね。

また値段も全体かけるより、リタッチ料金として少しお安くなるパターンが多いです。

 

あ、ちなみに矯正をかけたのに1ヶ月以内にクセが戻ってきてしまっている場合。

これは縮毛矯正自体がちゃんとかかっていない可能性があります。

お直しや返金を求めることも出来るかもしれないので良ければこちらもご参考ください。

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縮毛矯正を全体にかけていいケースもある

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もちろん縮毛矯正を全体にかけていい場合も全然あります。

 

【人生で初めて縮毛矯正をする】

この時の髪の毛はバージン毛と言って縮毛矯正の薬剤がまだついていないため、全体にかけて髪のクセを伸ばしまとまりを良くします。

 

【かなり久しぶりに縮毛矯正をかける】

もう何年も前に縮毛矯正をかけたが、そこからバッサリとボブやショートに切ってしまいまた数年ぶりに矯正したいというケース。

この場合、毛先に前回つけた薬剤はもう残っていないので毛先まで全体的にかけることは可能です。

 

【すぐにクセが戻ってしまった】

先ほども少し書いたように、縮毛矯正がしっかりかかっていないとお家に帰ってからクセが戻ってしまうということがあります。

この場合はお直しとして、美容師さん側が薬剤の強さを調整してからまたかけ直すので、少しでも気になったらすぐに担当美容師さんに言ってくださいね!

 

 

 

縮毛矯正リタッチの理想の頻度は?

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では綺麗なヘアスタイルをキープするのに、どのくらいのリタッチ頻度がいいの?というのを説明していきたいと思います。

 

これはズバリ「髪質・ヘアスタイル・クセの強さ」が大きく関係してきます。

このバランスにより、1人1人の正確なリタッチ頻度というのは変わってきます。

長さ別のおおよその目安はこちらになります。

ポイント! ・ショート... 3ヶ月
・ボブ... 3〜4ヶ月
・ミディアム/ロング... 4〜6ヶ月

 

やはり髪の毛は長ければ長いほど、量は重ければ重いほどクセは重力によって伸びて広がるのが抑えられるんですね。

ですので、ミディアムやロングの方が短いスタイルに比べてクセが気にならなくなり、リタッチする期間は自然に長くなっていきます。

 

なるべく矯正をかけないで耐えるには

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とは言ったものの縮毛矯正はダメージに加えて時間やコストもかかります。

なるべくかけないのに越したことはないですよね...

美容師さんにそのことを相談しましょう!

そうすると色々提案してくれると思いますよ。

 

私のお客様でもクセが気になる顔まわりのみ縮毛矯正をして、広がりが気になる後ろ側は髪質改善や酸熱トリートメントでナチュラルにまとまりを良くするという方法をとっている方もいらっしゃいます。

最近では縮毛矯正だけでなく、「髪質改善」「酸熱トリートメント」「ストリートメント」など色々な技術が出てきています。

それらを組み合わせてみることで、縮毛矯正よりもナチュラルなサラサラ地毛風ストレートに仕上げることも可能になります。

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また今現在、縮毛矯正を長年かけられている方で出来ることなら

「もう縮毛矯正から抜け出したい...」

と思っている方も多いですよね。

あなたのクセの強さや、髪質、ヘアスタイルによっては縮毛矯正をせずともヘアケアやカットの仕方、乾かし方で改善できるかもしれません。

合わせてこちらの記事も参考にしてみてください。

sylph.info

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

縮毛矯正は髪のクセを真っ直ぐにしてサラサラに仕上げる素晴らしい技術です。

しかしその反面、髪へのダメージが大きいメニューでもあります。

そこでリタッチをしていくことで、髪に与えるダメージを最小限にして綺麗なストレートヘアをキープすることが出来るようになります。

皆さんも自分にあった方法で髪を綺麗にしていきましょう♪

 

他にも自分の髪の毛のことで悩んでいることはありますか?

・髪の毛を綺麗にしたいけど、何から始めればいいの?
・自分にはどのような髪型が似合うか分からない
・自分の髪質にあったケアを知りたい

 

など、このようなお悩みは実際に1対1で髪の毛を見てみないと正確なアドバイスをすることが出来ません。

そのような方向けに、最近ではオンラインで出来る

「あなたのためだけのカウンセリング」を行っています。

ご興味がある方はこちらから!

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