Joshua hair blog

現役美容師として皆様に髪の毛に関する有益な情報やトレンドを常に発信していきます。

【実体験】美容師が「お店を変えたい」と思った時、失敗しないために考えるべき4つのこと

 

自己紹介

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Joshua / 生粋のヘアケアオタク

美容歴8年目(都内で修行済み)

毎月多くのモデルやインスタグラマーの方を担当

 

どーもこんにちはJoshuaです。

今回の記事では...

「今働いているサロンを辞めて、他のサロンに行くことを考えている」

というお悩みを抱えている美容師さん向けに書いています。

アシスタントやスタイリスト関わらずにどちらの方でも参考になるようにまとめています。

基本的に、美容師なら誰でも一度は通る道だと思ってるよ!

私も過去にお店を二度ほど変えています。

そのうち一つはお世辞にも円満退社とは言えない結果でした。

その体験談も交えながら、お店を変えたくなる原因と、失敗せずに良い将来に向かっていくため、対策方法も合わせて書いていきたいと思います。

◆この記事はこんな方にオススメ!◆
・内気で中々オーナーに辞めると言いづらい
・何となく今のサロンを辞めたいと考えている
・でも美容師は続けていきたい
・辞めることに色々と不安を感じる

 

 

辞めるな!というアドバイスはしません

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おそらくこの記事にたどり着いたあなたの「辞めたい」という意思は固いのではないのでしょうか?

私もそうでした。

一度「辞めたい」と思うと、オーナーから良い条件を言われたり、他の人から引き止められても、なぜか心ここに在らずというか響かないんですよね...

 

もちろん辞める理由によっては止めますよ!笑

ただ「今よりも楽になりたい」とか「なんとなくあの人が嫌い」だからという理由で簡単に辞める決断をしてしまうのはオススメしません

自分の都合にバッチリハマる職場なんて本当に少数です。

大体、何かしら自分にとって問題は生じるものです。

そこであまり考えずに、すぐ辞めるという決断を下してしまうと、嫌なことをすぐ避ける、逃げグセというものがつきやすくなってしまうからです。

 

しかしじっくり考えた結果で、今のお店を辞めるという決断をしたあなたは素晴らしいと思います。

辞めるのも勇気がいることですし、何より自分の人生についてしっかり考えている証拠ともいえます。

そのような選択をした方が、次のサロンを選んでスムーズに転職できるようこれからアドバイスを書いていきます。

 

お店を変えようと思った原因を考える

まずは自分が今のサロンを辞めると決意するに至った原因を知ることが大事です。

原因をはっきりさせておくことで、次のサロン選びの参考にすることが出来るからです。

ではこれから一般的なよくあるサロンの離職理由をあげていくので、自分に当てはまるものを探してみてくださいね。

 

①【お店の方針が自分に合っていない】

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美容師の働き方と言っても、サロンごとに本当に違います。

1〜2年でスタイリストデビューさせるところもあれば、3〜5年はしっかり下積みさせてデビューさせるサロンもあります。

これはサロンのメニュー価格にも関係しています。

 

〈低単価・中単価のサロン〉

回転数を重視しなければいけないため、1人のお客様にかける時間は少なく、掛け持ちして施術が基本になる。

大型店などが多く、会社のマニュアルがしっかりしており教育制度も充実している。

0からある程度のところまではしっかり教えてもらうことが出来る。

 

〈高単価のサロン〉

1人のお客様をじっくりかけて施術する。技術はもちろんのこと接客・サービスも高いものを求められる

個人店などに多く、おもにそのお店のオーナーや先輩に教えてもらう。

しかしその指導者によってのやり方や技術力は異なるので、お店選びは慎重にする必要がある。

一度、高い品質のもの学ぶことが出来れば、もちろん低・中単価のお店でも通用する。

 

自分がどのような美容師になりたいのか?どのような働き方をしたいのか?

このように自分の将来の理想像をイメージしてから、自分に合ったサロンを選びましょう。

 

②【福利厚生で不満がある】

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美容業界も昔に比べて、良くはなってきてはいますがやはり離職理由として大きいのはお給料の安さでしょうか。

特にアシスタント時代の平均は170万円〜220万円、月給にすると15〜18万円が相場とされています。

一人暮らしをしている方だと、貯金するのはちょっと難しいお給料ですよね。

 

正直、アシスタント時代はあまりお給料にとらわれない方がいいかもしれません。

あくまでアシスタントは自分が一人前の美容師となるための修行期間です。

技術を教えてもらえる立場として、スタイリストになるまでは少し我慢するポイントなのかなとも個人的には思います。

「どうしても早くお給料をあげたい!」

という方は、先ほども書いたようにデビューの早い低・中単価帯の大きいサロンで働くことをオススメします。

 

③【人間関係でストレスを感じている】

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これは美容師だけでなく、普通の会社員やバイトでもあることですよね。

これだけ様々な人間がいれば、自分と合わないという人間は必ず存在します。

中には、「こいつやばすぎるやろ!」ってびっくりするような人も現れるかもしれません。笑

 

社会人としてある程度のスルースキルは持っておくと楽になります。

全てを受け止めるのではなく、「また言ってるよ〜」くらいの軽い感覚で受け流すのも自分を守るうえでとても重要なことです。

ただ、仕事上の人間関係で精神がやられてしまい病んでしまう方はとっても多いんです。

自分の精神が病んでしまう前に、無理そうだと思ったらすぐその人から離れてくださいね。

 

④【美容師としてステップアップしたい】

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自分はもっと美容師としてレベルをあげたい!という向上心で今のサロンを辞めようと考えている方も多いと思います。

私もそのパターンでした。

初めは、地域密着型サロンでキッズからおばあちゃんまで通っていただける常連さんで成り立っている暖かなサロンでした。

しかし自分がスタイリストになると同時に、もっと同世代の若い人達を相手にバリバリやりたい!という思いで、都市部に出ようと思いました。

その結果、自分自身成長出来たと感じますし、美容師という職業がさらに楽しく感じるようになりました。

今では、その選択をして良かったなと心から思っています。

 

職場を辞めるのには勇気と体力がいる

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私の知り合いの美容師Aさんは、いわゆるブラックなサロンで働いていました。

Aさんは、拘束時間やそのサロン方針に耐えきれなくなり、オーナーに何度か相談しましたが、ちゃんと掛け合ってもらえず辞めることを決意しました。

後日、オーナーに辞めたいということを伝えると

「今は繁忙期だから無理だ、また3ヶ月後に話そう。」

と話を伸ばされて、3ヶ月後もまた同じようなことを言われて退職を伸ばしに伸ばされ、最終的に精神的に病んでしまいました。

Aさんはそれにより、サロンで働くよりも美容師として働くのが嫌になってしまいました。

これはそんなに珍しい話ではありません。

 

これは実体験なのですが、私もサロンを辞めるときはやはり心身的に疲れました。

だからこそ今、辞めたいと考えている方はしっかり準備をされることをオススメします。

自分が特にストレスに感じたのは以下の点でした。

・お店のことを考えると、中々辞めると言い出せない

・辞めるまでの期間、みんなの視線が怖い

・辞めると伝えても何となくで流されてしまう

辞めると伝えた途端、説教されたり、態度がガラッと変わったという話は他の美容師さんからも聞いたことがあります。

そのためにも、お世話になったサロンを辞める理由はしっかり自分の中でも持っておく必要があります。

自分の熱意をちゃんと相手に伝えるようにしましょう。

 

ではスムーズにお店を辞めるには?

退職でトラブルになってしまったり、ストレスを抱えてしまう方はとっても大勢います。

そのような方向けに、最近では『退職代行サービス』というものがあります。

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https://circlebiz.info/lp/lth/5bcf

実は言うと、私も退職代行サービスを利用して退職したことがあります。

その時は本当に助けられました。

精神を病むこともなく、いち早く次のステップに進むことが出来ました。

このOITOMAを利用するメリットはいくつかあります。

ポイント! ・自分で退職を伝える必要がない
・郵送手続きのため、顔を合わせる必要がない
・家族や友人に知られることがない
・明日から出社しなくてもOk
・全額保証付きで安心
・他の退職代行サービスよりも安い

 

このようにストレスなく、今のサロンを辞めることができるというサービスです。

労働組合が運営しているサービスなので、法律のトラブルになったり、会社側から直接自分に電話が来ることも、訪問されることもありません。

安心して、お店をスムーズに辞めることができる仕組みになっています。

精神的にすり減ってしまわないように、このようなサービスに頼るのも選択肢の一つとして頭に入れておくといいかもしれません。

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https://circlebiz.info/lp/lth/5bcf

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

自分がなぜ辞めたくなったしまったのか、その原因をはっきりさせておきましょう。

そしてなるべくスムーズに今のサロンを辞めて、次のサロンは慎重に選びましょう。

時間は限られています。

私もそうでしたが、モチベーションの低いまま、ダラダラとサロンで働くことほど無駄なものはないと感じました。

思い切って行動にうつしてみると、また新たな道が開けるかもしれませんよ♪

 

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https://instabio.cc/3072102fdMMi8