どーもこんにちはJoshuaです。
おしゃれなヘアスタイリングの一つ、ウェットヘア。
オイルやジェルを髪になじませることで濡れたような質感に仕上げるスタイルですが、これにベビーオイルが使えると聞いたことがある方もいるかもしれません。
結論から言って、髪につけるなら専用のヘアオイルを使うことをおすすめします。
安くて、お手軽に買えるベビーオイルですが、使い方によっては大きなデメリットになってしまうことがあります。
今回は美容師がなぜベビーオイルをオススメ出来ないのか、その理由について解説していきます。
・濡れ髪風セットをしたい方
・ヘアオイルなど何を使えば良いか分からない方
ベビーオイルの特徴について
ベビーオイルを髪につけない方が良い理由を説明する前に、まずは簡単にベビーオイルの特徴を見ていきましょう。
《ベビーオイルの主成分》
一般的なベビーオイルの主成分ミネラルオイルは、石油から不純物などの不要な油分を取り除いたオイル。
《特徴》
原油から石油を精製する過程で出る油分をさらに精製しているため、安いお値段で購入することが出来る。
《仕上がり》
ウェット感のある、濡れ髪のようなしっとりとした仕上がりになる。
このような特徴があり、最近流行している艶感の出るウェットヘアの質感を出すためにベビーオイルをしようしているという方も。
ベビーオイルを髪につけるのはやめよう!
一般的なヘアケア用のオイルはシャンプーで洗い流せる成分で作られていますが、
ベビーオイルはヘアケア用に作られたものではありません。
そして一番の問題であるのは、髪の毛の外側を膜でカバーしすぎてしまうことです。
ヘアケア用の保護膜であれば問題はないですが、ベビーオイルの皮膜は髪の毛に様々なデメリットをもたらします。
①【髪のパサつきの原因】
髪を皮膜させすぎると、一度のシャンプーでは落ちにくいので何度もシャンプーを繰り返すことになり、必要な油分まで取りすぎてしまいます。
その結果、髪の毛がパサついてしまったり広がりやすくなることがあります。
②【髪へのダメージにもつながる】
シャンプーで落ちにくい皮膜は、ベビーオイルを使うたびに重なって厚くなっていきます。その結果、髪の毛の呼吸が出来なくなり、負担となり結果的にダメージにもなってしまうのです。
③【美容院の施術も難しくなる】
髪の毛が皮膜していると、美容院で行うカラーやパーマも、思うように薬剤が反応しなくなるというケースが起きるようになります。
その結果、自分の理想の仕上がりとは程遠い仕上がりになってしまうことも...
濡れ髪風セットをするコツとは?
確かにベビーオイルをつけた直後は、髪の毛がまとまってツヤも出るので良い感じに見えるかもしれません。
しかし後々のことを考えると、ヘアオイル・バームを使った方が間違いはないですね。
ヘアオイルの質感も大きく分けると、2種類ありさらさらか・しっとりかに分かれます。
濡れ髪風セットをする場合は、しっとりの重めのものを選ぶようにしましょう。
オススメは「N.(エヌドット)オイル」や「プロダクト バーム」が良いですね。
スタイリングしてくれるだけでなく、ダメージ補修・保湿・保護と色々な効果も期待することが出来ます。
また濡れ髪風のセットをするコツとしては、オイルの量とのバランスです。
よくある失敗例としては、オイルの量が多すぎて、全体的にベタッと見えてしまい清潔感が失われてしまう場合があります。
髪質や量に合わせて、一気に髪の毛にオイルを馴染ませるのではなく、中間・毛先を中心に、やや少なめから徐々につけていくようにしましょう。
詳しいやり方はこちらの参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は、ベビーオイルを髪につけることへのデメリットを紹介しましたが、赤ちゃんにも使えるオイルなので決して体に悪いものではありません。
しかし、手軽に取り入れやすいがためにトラブルにもなりやすいんですね。
ケアを頑張っているのに、逆に髪へのダメージを与えしまうのはとてももったいないことなので、正しい仕方で髪の毛をスタイリングして楽しむようにしましょう♪
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