〈最後の仕上げのシーンで〉
仕上がりどうでしょうか?
はい、大丈夫です!
頭の中「う〜ん、なんか思ったのと違うなぁ。でもお直しも気まずくて言えないし...」
皆様も、このような経験を一度はされたことはあるのではないでしょうか?
これってまぁよくあることですよね。
このようになってしまう原因って実は2つあります。
①自分のしたい理想のヘアスタイルがちゃんと伝わっていなかった。
②美容師さんの単純な技術不足
この2つが考えられます。
②の場合は、お客様側にはどうしようもないのでこちらはあらかじめお店の口コミや美容師さんのインスタをあらかじめ下調べしておくことをオススメします。
今回は①の自分の理想イメージが美容師さんに伝わっていなかったという問題について記事にしていきたいと思います。
・失敗率を低くするオーダー方法について
美容師さんにイメージが伝わらない原因
まず大前提として、美容室で失敗してしまった時にイメージが伝わっていなかったとしても、お客様が悪いということは一切ありません。
※カラー履歴(黒染め)や縮毛矯正をしたことを故意的に伝えなかったり、セルフでカラーをしてしまっている場合は除きます。
美容師サイドは必ず施術前のカウンセリングでお客様との仕上がりイメージを共有をしてから施術に入らなけばいけません。
なんとなく「ふわっと」したまま施術を始めると失敗する確率も上がります。
もちろん美容師も人間なので、難しいカラーやパーマはあらかじめお断りさせていただいたり、お直しさせていただくこともあります...
ただここからは現役美容師として、こうすると美容師に自分の理想が伝わりやすいよ!というお客様側のオーダー方法について書いていきたいと思います。
失敗しないオーダー方法とは?
ではこれからオーダー方法について、また失敗する確率を低くするにはどうすれば良いかについて書いていきたいと思います。
【画像をいくつか見せる】
最近では、instagramなどのSNSで多くの美容師達が保存用として仕上がりの髪色や髪型の写真を投稿しています。
その中で今回の施術でしたいイメージと近いものを複数枚用意していきます。
この時に重要なのはあまり加工が強くないものを選びましょう。
加工が強い(特にカラー)などは、状態によってはその写真を撮った本人でも難しくその通りにならないこともあります。
また1枚だけでなく複数枚というのもポイントです。
美容師は複数枚見ることによってその写真の中から共通点を見つけて、お客様の好みを把握することが出来ます。
このようなニュアンスや雰囲気が分かると美容師側の選択肢も絞ることで出来るのでありがたいです。
【自分の好きではない仕上がりを先に伝えておく】
これは意外と知られていないかもしれませんがかなり効果的です。
カウンセリングの時に自分の理想イメージと共になりたくない最悪のイメージも伝えておきます。
例えば「絶対に今よりも暗くしたくない」「毛量は軽くしすぎたくない」などです。
これを先に伝えることで、美容師側もこれをしたらもう来てくれないだろうと言うNG行為として認識するので、いつもより更に慎重に施術をすることでしょう。
【美容室はリピートした方がいい】
美容師側としても、新規のお客様で1発でその好みに合わせてビシッと決めるのってやっぱりなかなか難しいです。
だからこそ2回、3回とお任せいただけるとお客様の髪質や好みを毎回記録出来るので、より理想の仕上がりに近づけやすくなります。
新規でいろいろな美容室を回っていると、毎回自分の髪質や好みを伝えなくてはいけないので疲れてしまったり、初めましての美容師との相性が合わずに失敗する可能性も出てきてしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
そんなに多くのことを伝える必要はありません。
自分であらかじめ理想のイメージ写真となりたくないスタイルを決めておいて、あとは美容師さんからの質問にちゃんと答えることで、美容室での失敗の確率はかなり低くすることが出来ます。
他にも自分の髪の毛のことで悩んでいることはありますか?
・自分にはどのような髪型が似合うか分からない
・自分の髪質にあったケアを知りたい
など、このようなお悩みは実際に1対1で髪の毛を見てみないと正確なアドバイスをすることが出来ません。
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