Joshua hair blog

現役美容師として皆様に髪の毛に関する有益な情報やトレンドを常に発信していきます。

【美容師が解説】ドライヤーで髪が乾きにくい原因とその対処法とは?

自己紹介
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Joshua / 現役美容師
  • 生粋のヘアケアオタク
  • 美容歴10年以上(都内で修行済み)
  • 多くのモデルやインスタグラマーの方を担当
  • 美容系ECサイト「REJUBELLa」運営

  

 

どーもこんにちはJoshuaです。

女性の皆さんであれば一度は感じるであろう悩み...

ドライヤーでいくら乾かしても、全然乾かなくてうんざりしてしまうという経験はありませんか?

伸ばしていたけど、乾かすのが面倒だし切ってしまおうかしら。

切るのもアリですけど、乾かす時間を早くする方法もありますよ!

え、そんな方法があるの?

髪の毛が中々乾かないのには必ず理由があります。

ということで今回は、

「髪の毛が乾きづらい原因とその対策方法」

このテーマで現役美容師が解説していきます

この記事を読めば、今日の夜から髪を乾かす時間をグッと短縮することが出来ます。

◆この記事はこんな方にオススメ!◆
・ドライヤーで乾かすのに時間がかかってしまう
・毛量が多く、ミディアム〜ロングと長さがある
・ブリーチをしており、ダメージで乾くのが遅い
・本気でヘアケアをしていきたい

 

 

髪の毛をちゃんと乾かさないと...

ドライヤーを当て続けても、全然乾かないからといって、半乾きで終わっていませんか?

髪の毛は濡れている時、痛みやすくデリケート状態。

「そのまま寝てしまうと、髪がどうなるか」というのはもう想像がつきますね。

本気で髪を綺麗にしていきたいのであれば、半乾きで寝るのは絶対NGなんです!

完全に乾かさないと起きるデメリットは以下の通り

・摩擦(まさつ)でキューティクルが傷つく
・引っかかったり、絡まりやすくなる
・毛先がパサつきやすくなる
・頭皮環境が悪くなり、薄毛や抜け毛につながる

 

自然乾燥による悪影響について、もっと詳しく知りたい方はこちらも合わせてお読みください。

やっぱり乾かさないとダメね...

でも確かにお気持ちも分かります。

髪の量が多かったり、長さがあると、それを毎日完全に乾かすのって本当に大変ですよね。

ただそれは、もしかしたら改善できる原因かも。

次の見出しからは、その原因と対策方法をそれぞれ書いていきます。

 

 

原因①【毛量が多く、重すぎる】

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当たり前のことですが、毛量が多ければ多いほど乾かす時間は長くなります。

伸ばしているからといって、メンテナンスカットをしないと重すぎるボテっとした髪型になります。

ミディアムやロングの方でも2〜3ヶ月に一度は、

美容室で毛量調整や質感調整をしていきましょう。

 

しかし重要な注意点ですが、

髪の毛を早く乾かしたいからといって

毛量を軽くしすぎるのも避けなければいけません。

軽くするということは毛先が薄くなるので、その分パサつきやすくなったり、ダメージしやすくなります。

髪を綺麗に伸ばすコツはやや重めの量感で毛先を定期的にメンテナンスカットをすることです。

でも私はクセがあるから、軽くしたら広がりやすくなってしまうのよ...

このような方は、髪質改善や縮毛矯正がオススメ。

生まれつきのクセは基本的に、薬剤を使用せずに伸びることはないという事も覚えておきましょう。

自分に合ったメニューを受けることで、クセから解放され、ストレスのない朝の時間を過ごすことが出来るかもしれません。

 

原因②【タオルドライがあまい】

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お風呂から出た後の髪の毛のタオルドライが甘いと、髪の毛の水分が多く含まれている状態から乾かすことになるので普通以上に時間がかかってしまいます。

この時のタオルでの髪の水分の取り方もポイント。

擦るように拭き取ると摩擦が起きて髪の毛はダメージしてしまいます。

 

髪の毛が濡れている時はキューティクルが開いているため、ダメージしやすく敏感な状態になっています。

タオルで優しく髪の毛を挟んで、包むように水気を取っていきましょう。

そして、実は使うタオルによっても髪の毛が乾かす時間が変わるというのは皆さんご存知でしたか?

タオルはなるべく吸水性が高いものを選びましょう。

美容師が考えたヘアタオルというのものも発売されており、マイクロファイバーで水をスポンジのように吸ってくれるのでオススメです。

 

原因②【髪のダメージが激しい】

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ブリーチ、縮毛矯正などでハイダメージを受けた髪の毛は、普通の髪の毛よりも乾きづらくなります。

水分をどんどん吸収するのよね。

髪の毛のキューティクルがダメージにより中身のないスカスカの状態になってしまい、スポンジのように水分を中に吸収するようになります。

そのため、水分を蒸発させて飛ばすのが大変になり乾かす時間が長くなります。

このように髪の毛が「吸収毛」になっている場合は、補修をしながらの保湿がとても重要になってきます。

乾かす前に、必ず洗い流さないトリートメントをつけるのを習慣化するようにしましょう。

しっとりしすぎない軽めのオイルやミルクが◎です。

またブリーチされている方には、ブリーチ用に開発されたミルボンのエルジューダは相性が良いですね。

 

 

原因③【髪が皮膜毛になっている】

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市販のシャンプーやコンディショナーは基本的に、

皮膜性(髪の毛をコーティング)が高いものが多め。

コーティングは髪の毛をダメージから守ったり、手触りを良くするために多少は必要ですが、使いすぎるとコーティングが分厚くなり乾きにくくなります。

もしかして私も皮膜毛かしら...?

このような心当たりがある場合は、

洗浄力の強いシャンプーを使用してシリコン除去をするといった方法などが有効的になってきます。

詳しいやり方はこちらも合わせてお読みください。

 

原因④【ドライヤーの風量不足】

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これは番外編とも言えるのですが、ドライヤーを買えるのも一つの手と言えるでしょう。

最近では、ダイソンやパナソニックが”早く乾かす”ことに重点を置いた風量が強いドライヤーも発売していますよね。

【ヘアケア豆知識】
ちなみにヘアビューロンやリファのドライヤーの評判が良いとされているのは、髪のケアに関して優れているということで、速乾性を見るとそこまで風が強いわけではありません。

 

確かに早く乾くのは嬉しいけど、髪のケアもちゃんとしたいわ。

という方は、両方を合わせたコスパ最強の

「ホリスティックキュアドライヤー」 がオススメ。

性能についてはこちらで詳しく解説しています。

 

 今日のまとめ

早く乾かない原因として心当たりはありましたか? 

ついつい家事や仕事、育児などで疲れているとドライヤーは面倒になりがちです。

大変な作業だからこそ、普段の一工夫を加えておくことで、少しでもその時間を短縮することが出来るかもしれません。

髪の毛を綺麗にしたい方は、明日から出来ることから初めて、髪の毛は必ず完全に乾かしてから寝るようにしましょう♪

 

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