Joshua hair blog

現役美容師として皆様に髪の毛に関する有益な情報やトレンドを常に発信していきます。

【美容師が解説】ドライヤーで髪が乾きにくい原因とその対処法とは?

自己紹介

f:id:sylph_hair:20211016182903p:plain 

Joshua / 生粋のヘアケアオタク

美容歴8年目(都内で修行済み)

毎月多くのモデルやインスタグラマーの方を担当

 

女性の皆さんであれば、一度は感じたことがある悩み...

ドライヤーでいくら乾かしても、全然乾かなくてうんざりしてしまうという経験は皆さんもあるのでは無いでしょうか?

伸ばしていたけど、乾かすのが面倒だし切ってしまおうかしら。

切るのもアリですけど、乾かす時間を早くする方法もありますよ!

え、そんな方法があるの?

髪の毛が中々乾かないのには必ず理由があります。

ということで今回は、

「髪の毛が乾きづらい原因とその対策方法について」

現役美容師が解説していきたいと思います。

これが分かると、明日から髪を乾かす時間をグッと短縮できると思うので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

 

◆この記事はこんな方にオススメ!◆
・ドライヤーで乾かすのに時間がかかってしまう方
・毛量が多く、ミディアム〜ロングと長さがある方
・ブリーチをしており、ダメージで乾くのが遅い方
・本気でヘアケアをしていきたい方

 

 

髪の毛をちゃんと乾かさないと...

ドライヤーを当て続けても、全然乾かないからといって、半乾きで終わっていませんか?

髪の毛は濡れている時、痛みやすくてデリケートな状態。

そのまま寝てしまうと、髪がどうなってしまうかは想像つきますね。

本気で髪を綺麗にしていきたいのであれば、半乾きで寝るのは絶対NGなんです!

完全に乾かさないと起きるデメリットについてはこちら

・摩擦(まさつ)でキューティクルが傷つく
・引っかかったり、絡まりやすくなる
・毛先がパサつきやすくなる
・頭皮環境が悪くなり、薄毛や抜け毛につながる

 

あぁ...やっぱり乾かさないとダメね。

でも確かにお気持ちも分かります。

髪の量が多かったり、長さがあると、それを毎日完全に乾かすのって本当に大変ですよね。

ただそれは、もしかしたら改善できる原因かもしれません。

次の見出しからは、その原因と対策方法を書いていきます。

 

 

原因①【毛量が多く、重すぎる】

f:id:sylph_hair:20210803120332j:plain

当たり前のことですが、毛量が多ければ多いほど乾かす時間は長くなります。

伸ばしているからといって、メンテナンスカットをしないと重すぎるボテっとした髪型になってしまいます。

ミディアムやロングの方でも2〜3ヶ月に一度は美容室で毛量調整や質感調整をしてもらうことをオススメします。

 

しかし重要な注意点として、早く乾かしたいからといって毛量を軽くしすぎるのも避けて下さい

軽くするということは毛先が薄くなるので、その分パサつきやすくなったり、ダメージしやすくなります。

髪を綺麗に伸ばすコツはやや重めの量感で毛先を定期的にメンテナンスカットをすることです。

 

でも私はクセがあるから、軽くしたら広がりやすくなってしまうのよ...

このような方は、髪質改善が縮毛矯正がオススメ。

クセは基本的に、薬剤を使用せずに伸びることはないです。

自分に合ったメニューを受けることで、クセから解放され、ストレスのない朝の時間を過ごすことが出来るでしょう。

sylph.info

 

原因②【タオルドライがあまい】

f:id:sylph_hair:20210803121944j:plain

お風呂から出た後の髪の毛のタオルドライが甘いと、髪の毛の水分が多く含まれている状態から乾かすことになるので普通以上に時間がかかってしまいます。

この時のタオルでの髪の水分の取り方もポイントです。

擦るように拭き取ると摩擦が起きて髪の毛はダメージしてしまいます。

 

髪の毛が濡れている時はキューティクルが開いているため、ダメージしやすく敏感な状態になっています。普段よりも優しく扱ってくださいね!

タオルで優しく髪の毛を挟んで、包むようにタオルドライして下さい。

そして、実は使うタオルによっても髪の毛が乾かす時間が変わるというのは皆さんご存知でしたか?

タオルはなるべく吸水性が高いものを選びましょう。

美容師さんが考えたヘアタオルというのものも発売されていますが、マイクロファイバーで水をスポンジのように吸ってくれるのでオススメです。

sylph.info

 

原因②【髪のダメージが激しい】

f:id:sylph_hair:20210803120624j:plain

ブリーチ、縮毛矯正などによりハイダメージを受けた髪の毛は普通の髪の毛よりもかなり乾きづらくなります。

髪の毛のキューティクルがダメージにより中身のないスカスカの状態になってしまい、スポンジのように水分を中に吸収するようになります。

そのため、水分を蒸発させて飛ばすのが大変になり乾かす時間が長くなります。

 

このようなダメージにより髪の毛が吸収毛になっている場合は、保湿が必要になってきます。

乾かす前に、必ず洗い流さないトリートメントをつけるのを習慣にしましょう。

あまりしっとりしすぎない軽めのオイルやミルクが◎です。

またブリーチされている方には、ブリーチ用の髪馴染みが良いミルボンのエルジューダは相性が良いですね。

sylph.info

 

 

 

原因③【髪が皮膜毛になっている】

f:id:sylph_hair:20210803120828j:plain

市販のシャンプーやコンディショナーを特に皮膜性(髪の毛をコーティング)が高いものが多いです。

コーティングは髪の毛をダメージから守ったり、手触りを良くするために多少は必要なのですが、使いすぎるとコーティングが分厚くなってしまい乾きにくくなります。

 

もし自分に皮膜毛になってしまっている心当たりがある場合は、洗浄力の強いシャンプーを使用してシリコン除去をしましょう。

詳しいやり方はこちらで解説しています。

sylph.info

 

原因④【ドライヤーの風量不足】

f:id:sylph_hair:20210803120928j:plain

これは番外編とも言えるのですが、ドライヤーを買えるのも一つの手です。

あまりにも風量が弱いと、いくら早く乾く工夫をしても限界があります。

最近、風量強めのドライヤーがたくさん出てきています。

ちなみにヘアビューロンやリファのドライヤーの評判が良いとされているのは髪のケアに関して優れているということで、速乾性を見るとそこまで風が強いわけではありません。

早く乾かすことに重点を置くなら、ダイソンやパナソニックの方が風量が強いドライヤーを発売しています。

でもやっぱり髪には優しい方がいいし、でも早く乾かしたいわ。

という方は、両方を合わせたコスパ最強のホリスティックキュアがオススメです。

詳しくはこちらのレビュー記事も合わせてどうぞ。

sylph.info

 

 まとめ(結論)

早く乾かない原因として心当たりはありましたか? 

ついつい家事や仕事、育児などで疲れているとドライヤーは面倒になりがちです。

大変な作業だからこそ、普段の一工夫を加えておくことで、少しでもその時間を短縮することが出来るかもしれません。

髪の毛を綺麗にしたい方は、明日から出来ることから初めて、髪の毛は必ず完全に乾かしてから寝るようにしましょう♪

 

髪の毛の悩みって尽きないですよね...

・髪の毛を綺麗するには何から始めればいいの?
・自分にはどのような髪型が似合うか分からない
・自分の髪質にあったケアを知りたい

 

このようなお悩みを解決するために、

美容師と学ぶ「髪を本気で綺麗にするサロン」を開設!

もちろん完全無料で、誰でも参加することが可能です。

このチャットでは、お悩み解決に加えて、新作シャンプーの意見交換やヘアケア方法、モチベーションUPなど。

みんなで”仲良く美意識を向上する”ことが目的になります。

 

また、髪質・状態・ライフスタイルなどを考えた自分専用のヘアケアプランをオンラインで作成する

「あなたのためだけのカウンセリング」も大好評です。

なぜあなたの髪が綺麗にならないのか教えます 【現役美容師】あなただけのヘアケアプランを作成します✨