Joshua hair blog

現役美容師として皆様に髪の毛に関する有益な情報やトレンドを常に発信していきます。

【美容師が解説】アイロンなし!ドライヤーでクセを伸ばしてストレートにする方法とは?

 

自己紹介

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Joshua / 生粋のヘアケアオタク

美容歴8年目(都内で修行済み)

毎月多くのモデルやインスタグラマーの方を担当

 

どーもこんにちはJoshuaです。

クセがあり髪の毛が扱いづらい、ボワッと広がってしまう...というお悩みをよく聞きます。

そのようなお悩みを抱えておられる方は、毎朝ヘアアイロンで髪の毛をストレートにしてから家を出るのが日課になっていますよね。

最近、毛先のダメージが気になるのよね。だからといってアイロンなしで外は歩けないわ...  

確かにヘアアイロンはクセをしっかり伸ばしてくれますが、やはり毎日使っていると髪の毛に熱ダメージを少しずつ与えていきます。

それが積み重なり、最終的に毛先がパサパサになったり、枝毛や切れ毛ができるという結果になりかねません。

ということで、今回の記事ではアイロンを使わずに、ドライヤーでクセを伸ばしてストレートにする方法について現役美容師が解説していきます。

 

◆この記事はこんな方にオススメ!◆
・へアイロンのダメージが気になっている方
・もっと手軽にクセを伸ばしたい方
・サラサラなストレートに仕上げたい方
・ブローブラシの選び方やオススメを知りたい方

 

 

ドライヤーでクセを伸ばす方法とは

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ではこれからドライヤーでクセを伸ばす手順とポイントを解説していきます。

どれもそこまで難しいことではないので、明日からすぐに出来ますよ!

 

①【お風呂から出たらすぐに乾かす】

髪の毛は濡れている時→乾かす時に一番形がつくという性質があります。

お風呂から出た後、すぐに乾かさず自然乾燥させると髪の毛のクセが出やすくなり、ボワッと広がりやすくなってしまうんです。

ストレートにしたい場合は、しっかりとタオルドライをして水分を拭きとってからすぐにドライヤーで乾かしていきましょう。

忙しくてすぐに乾かせないという方は、乾かす前にもう一度濡らしましょう。

 

②【洗い流さないトリートメントをつける】

タオルドライをして水分をしっかりと拭きとったら、目のあらいジャンボコームで優しく毛先からくしを通していきましょう。

この時に間違っても無理に引っ張ったり、ガシガシはしないでくださいね。

とかし終わったら、重めのミルクやオイルの洗い流さないトリートメントをつけていきます。

手に広げて毛先中心に後ろ髪からつけていきましょう。

 

ちなみに髪の量が多くて困っている方、広がりやすい方は、ミルクをつけてからオイルをつけるのもアリです。

ただ重くしっとりとした仕上がりになりやすいので、髪が細くてペタッとなりやすい方は注意しましょう。

ミルクで栄養補給をして、オイルで保護・保湿をするイメージです!

 

③【根元を起こして乾かしていく】

いよいよドライヤーで乾かしていきます。

前髪がある方は、クセがつかないように前髪から乾かしましょう。

そして全体の根元をまず乾かしていき、その次に毛先を乾かしていきます。

ここでのポイントは、根元を優しく指の腹でこするように乾かしていくことです。

そうすることで、根元がふわっと起き上がり、クセが落ち着きやすくなります。

ドライヤーの細かいテクニックはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

sylph.info

 

④【毛先を引っ張りながら乾かしていく】

クセを伸ばすのであれば、多少なりとも引っ張らないと伸びることはありません。

根元が乾いたら、毛先を指で挟んで優しく引っ張りながらドライヤーで乾かしていきましょう。

引っ張ることでのダメージは、先ほどつけたオイルやミルクで軽減させています。

アイロンに比べると、引っ張ることでのダメージはほぼないと言っていいでしょう。

 

⑤【ツインブラシを使ってブローする】

指を使って引っ張るだけでは、完全にクセをストレートに伸ばすことは出来ません。

根元が完全に乾いていて、毛先が2割位濡れている状態でツインブラシを使ってブローしていいきます。

これをすることによってヘアアイロンを使わずにサラサラっとした質感のストレートヘアに仕上げることが出来ます。

 

⑥【毛先に冷風を当ててツヤを出す】

ブローが終わったら、ドライヤーをCOOLモードに切り替えて、最後は冷風を上から下に流すように毛先に当ててあげます。

冷風を当てることで、キューティクルが締まり髪全体にツヤ感が出るようになります。

 

ブローするのが苦手な方は多いんです

このブローが私苦手なのよ...どうやってすればいいのか分からないわ。

ブローが苦手な方にはツインブラシがオススメですよ!

え?ツインブラシって何よ?

確かに美容師がお客様をブローするのと、自分でブローするのは難易度が全然違いますよね。

自分でブローするのが苦手というお客様は多くいらっしゃいます。

私は、そのような方にはツインブラシをオススメしています。

 

ツインブラシが人気な理由とは?

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ブラシにはロール、デンマン、ツイン...などいくつか種類があります。

その中でもクセを伸ばしてストレートにするのに向いているのがツインブラシです。

ツインブラシは上下でしっかりと髪の毛を挟むことができるので、伸ばしムラが少なく綺麗にストレートにしやすいというメリットがあるからです。

ロールブラシなどでもクセを伸ばすことは可能ですのが、慣れている方でないと表面のほうがキレイに伸ばせずにブローに苦戦してしまうというケースが多いです。

 

オススメのツインブラシはこれだ!

といってもツインブラシはオイルやシャンプーと違って有名なブランドが少ないので、どれを選べばいいのか分からないという声もあります。

そのような方には、「美容師監修 nonoru ツインブラシ」が良いかもしれません。

 

このツインブラシには3つのポイントがあります。

① 通気性が高い設計

アルミ板部分に穴を開けた設計なので、ドライヤーの熱を逃さずにブローしやすい形状になっています。

② アルミ板材使用

耐熱性のあるアルミ板材で作られているので、ドライヤーの熱によってブラシ自体が劣化することが無く、長い期間使用することが出来るためコスパが良いです。

③天然豚毛で作られている

ブラシの良いか悪いかを決めるのは、植えられているブラシの毛が何であるか?が大きいです。

人工のものはそれなりに髪の毛を傷つけてしまったり、まとまりが悪いというデメリットがあります。

天然豚毛の良いところは以下にまとめておきます。

ポイント! ・髪と同じでタンパク質で相性が良い
・適度な油分によりツヤが出る
・静電気が発生しにくい
・髪の毛がまとまりやすい

 

nonoruを使用して実際に髪の毛をストレートにしている様子はこちらからご覧になることが出来るので、良ければ参考になさってくださいね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

クセは伸ばしたいけど、毎日アイロンをするのは髪に悪くて出来ない...

というお悩みに悩まされている方は一度ツインブラシを使ってみてはいかがでしょうか?

普段ブラシを使ってブローすることに慣れていない方は、最初は少し苦戦するかもしれませんが慣れてしまえば余計に力が入らずにスムーズにドライヤーだけでクセを伸ばせるようになると思いますよ♪