Joshua hair blog

現役美容師として皆様に髪の毛に関する有益な情報やトレンドを常に発信していきます。

【美容師が解説】毛先をすきすぎるとどうなる?軽い質感のデメリットとは

自己紹介
f:id:sylph_hair:20211016182903p:plain
Joshua / 現役美容師
  • 生粋のヘアケアオタク
  • 美容歴10年以上(都内で修行済み)
  • 多くのモデルやインスタグラマーの方を担当
  • 美容系ECサイト「REJUBELLa」運営

  

 

どーもこんにちはJoshuaです。

今日は、美容室でのオーダーのお話です。

毛量が多い方であれば、美容室でこのような経験をされたことがあるのでは無いでしょうか。

〈新規のお客様カウンセリングのシーンにて〉

私、生まれつき髪の量が多くてすぐボワッとなるんです。

なので今日はガッツリ軽くして欲しいんです!

かしこまりました。しかし髪の量を軽くしすぎると逆に広がりやすくなることはご存知でしたか?

えっ、軽くすればボリュームも減って収まるかと思っていました...

実はここで大事なのは毛量の減らし方なんです。

ということで今回は、

「毛先をすきすぎるとどうなる?デメリットとは」

このテーマで美容師が解説していきます。

美髪を目指している方には、知っておいて損はない内容なので最後までお読みいただけると嬉しいです。

◆この記事はこんな方にオススメ!◆
・毛量が多すぎて、広がるのが悩み
・これから綺麗に伸ばしていきたいと思っている
・美容室でどうオーダーすれば良いか分からない
・カット以外でまとまりを良くしたい

 

 

毛先を軽くしすぎるのはNG!

美容師が解説!髪の量を軽くしすぎてはダメ

出来るなら髪の量は重いより、軽い方が好きという方が多いとは思います。

最近の流行も、毛先は軽めのスタイルだったり、少し束感があるエアリーな質感が人気ですよね。

ただヘアカタログを見てこれにしたい!と思い、美容師さんに「とにかく毛量を軽くしてください」と伝えると後々、後悔してしまうかもしれません。

取り返しのつかないことに...

実は、この『毛量の取り方』というのは、それぞれの美容師さんによって異なります。

・すきバサミ(セニング)のみで軽くする
・シザーでスライドカット等のテクニックを使う
・どちらも使いながら、髪質に合わせる...

 

単純に「髪をすく」と言っても、いろいろな手法があるんです。

ただこれについては、どれも間違いではなく、お客様が満足していただければ正解だと思っています。

でもデメリットがあるっていうことは。

お察しの通り、あまり良くないすき方もあります。

よくある失敗例としては、

毛先のみを軽くされすぎてしまいペラペラにされてしまうことがあります。

新規のお客様でいらした方でも、このような方は一定数いらっしゃいますね。

そしてこの毛先が軽すぎる状態は、次のような問題につながります。

・毛先が外にハネやすくなる
・軽くした部分がダメージしやすくなる
・クセや湿度で広がりやすくなってしまう
・パサつく、ツヤが出にくくなる

 

このように、明らかにカットしてもらう前と後では、髪の毛のコンディションが変わってきます。

シャンプーなどは変えていないのに、なぜか最近

「髪の調子が悪くなった」という方は、カットを疑ってみると良いかもしれません。

 

毛先をすかれすぎた時の対処法とは

かなり毛先がすかれちゃったわ...

このブログを見る前に、カットですかれてしまった方もいらっしゃるでしょう。

正直な話、切った髪を元に戻すことは出来ません。

基本的な対処法としては、伸ばしていく過程で、

少しずつカットしていきながら毛先に厚さを出すのが答えです。

もちろんこれ以上、傷ませないためにも、ヘアケアによる毛先の「ダメージ予防」は大切です。

これについては後半で書いていきますね。

 

美容室でのオーダー方法について

どう美容室でオーダーすれば良いのか分からないのよね。

髪の毛が重ければいいというわけではありません。

ある程度、髪の量を軽くしないと軽めの質感や流行に合ったヘアスタイルを作ることは出来ません。

でも、自分の髪の毛からどれくらい量をとっていいのか?なんて正直分からないですよね...

そこは信頼できる美容師さんに次のようにオーダーしましょう。

《美容室でのオーダー方法》
 
✔️ 「毛先のほうは軽くしすぎずに、広がらない程度に毛量調整してください」
 
✔️ 「これから髪を綺麗に伸ばしていきたいので、枝毛カットなどもお願いしたいです」

 

カットする時は、この2つをオーダーしてください。

枝毛カットで別料金を取られる事も無いのと、

『綺麗に伸ばしたい』ということをあらかじめ伝える事で、美容師さん側もいつもよりもさらに慎重に髪の毛を扱ってくれることでしょう。

 

 

それでも重さが気になる...

やっぱり重いのが気になるわ。

髪の量を軽くしすぎるのがNGということはわかったけど、どうしても重さが気になってしまう場合もあるかもしれません。

その場合は、3つの解決方法があります。

 

①【ホームケアを見直す】

今は、自分の髪質にあったものを使っていますか?

広がりを抑えたいのに「軽めの質感のシャンプー」を使っていたりしませんか。

ヘアオイルやシャンプー、トリートメントを見直すだけでも髪の悩みは解決できるケースもあります。

最近では「碧(あお)モイストヘアオイル」のような、量が多い方向けの重さ特化ヘアオイルもあります。

広がるからといって、髪を軽くするのは逆効果です。

ポイントは”やや重めの質感”です。

 

②【縮毛矯正も検討する】

「量が多い」と言われているお客様の中では、実際そこまで量が多くない方もいらっしやいます。

ではなぜ多いように感じるのでしょうか。

それは「ゆるく広がるクセ」があるからです。

そのクセによって、広がりボリュームが出てしまうことで量が多く見えてしまうんです。

この場合の手っ取り早い解決策は、縮毛矯正をかけることです。

詳しくはこちらの記事も合わせてお読みください。

 

③【ゆるいクセに対応する】

縮毛矯正はちょっと、ねぇ。

確かに縮毛矯正は、時間とコストもかかるため抵抗があるという方もいらっしゃるでしょう。

そのような方は、矯正はせず「髪の毛を落ち着かせる」ことから始めてみましょう。

ドライヤーのかけ方やヘアオイルなどです。

柔らかくてゆるいクセであれば、これで解決してしまうことも多いですね。

 

他にも美容師に聞きたいことがある

普段の生活の中で、髪の毛のことについて悩むことは多々ありますよね。

でもその都度、美容室に行って美容師さんに聞くほど時間も取れないことでしょう。

そんな時にこのように感じたことはありませんか?

美容師の友達でもいたらなぁ...

いまさら人に聞けないような、髪の毛の当たり前と思っていることでも相談できる美容師が身近にいたら助かりますよね。

私がいつでも相談に乗ります!

公式LINEから、無料相談をお受けしています。

普段はサロンワークをしているため、少し返信が遅れてしまうことがありますが、髪のお悩みであれば何でもお答えします。

ぜひお気軽に質問してきてくださいね♪

 

今日のまとめ

髪の量を軽くすることはメリットもありますが、デメリットもあります。

美髪を目指していく方であれば、意識して欲しいのは「やや重め」です。

それに対して重さが気になるようであれば、ヘアケアの角度からアプローチしてみてください。

正しい知識を持って、美髪を目指していきましょう♪

 

  \美容師に相談しながらケアが出来る/

髪の毛の悩みって尽きないですよね...

・髪を綺麗するには何から始めればいいの?
・自分の髪質に合ったヘアケアを知りたい
・忙しくて美容室に行く時間が取れない

 

このようなお悩みを解決するために、

「美容室に行かなくても、もう大丈夫🌿」

公式LINEを友達追加する だけで、現役美容師が無料でオンラインのカウンセリングをいたします。

自分に合ったヘアケア用品を一緒に探しませんか?

※当メディアは、実際のリサーチやレビューに基づいた個人の感想となりADが含まれている場合もございます。