近年、共働き世帯が増え「女性の社会進出」が目立ち、保育園に子供を預ける家庭は多くなっています。
そこで重要なのは「保育園選び」ですが、最近の園での事故や事件のニュースを見るとより慎重になることでしょう。
その最近話題に上がるのが園児バス車内置き去り問題です。
まだ幼い子が、車内に長時間、閉じ込められて命を落としてしまうという、大変心が痛む出来事でした。
そのような悪夢のような出来事を防ぐためにも、今回は
「園児バス車内置き去り防止装置について」ご紹介させていただければと思います。
今現在、保育園や幼稚園で送迎バスを保有している法人や園のみなさま、またその保護者の方にも、対策案として参考になればと思います。
・保育園や幼稚園で送迎バスを保有している法人、園
・今現在、子供を通わせている保護者の方
・これから保育園や幼稚園を選ぼうとしている方
子供預ける時の「最低条件」とは?
子供を信じて預けるために、「安全」であることは最低限の条件です。
厚生労働省「令和2年版 厚生労働白書」によると、共働き世帯の割合は66.2%となっており、「結婚しても仕事を続けていきたい」と考えている女性は年々増えています。
仕事を続けるためには保育園が必須。
保育園の選ぶポイントとしては、以下が一般的です。
・開園時間は都合が良いか
・職員の人数や言葉遣い
・施設環境は適切か
近くに良い保育園が見つからず、歩きや自転車で通える範囲に良い保育園がない場合は、「通園バス」を選択肢に入れる家庭も多くあります。
バスの危険性について知っておく
保育園や幼稚園の安全と聞くと、「バス車内置き去り」に関する事故・事件が頭をよぎってしまい、どうしてもバスの危険性を考えてしまうのは私だけでしょうか。
「バスが危険」というよりかは、園自体の体制や考え方の問題も大きいとも言われています。
直近の静岡の事件は、人数確認や出欠のダブルチェックなど、確認するタイミングは何度もあったのに、全て流されていたことが後になってわかり、理事長や園長といったトップのマネジメント能力の弱さが露呈しました。
園自体の運営に対しての不信感もありますが、現場の保育士が足りない状況も連日報道されており、不安を煽っている状況です。
事前に園を選ぶ段階で、その園が「子供を守れるのか」を見極めるのは難しいし、保育士が増えるまで待つことはもっと難しい。
不安を抱える家庭のために、保育園には早急に対策をしてもらう必要がありますね。
車内バスの置き去りを防ぐためには
相次いで事故が起きたことを受け、
ついに政府からも車内置き去り再発防止の対策が発表されました。
1.所在確認や安全装置の装備義務づけ
来年4月から全国の保育所や幼稚園などの送迎バスに対して、バスの乗り降りの際に点呼を行うなどして子どもの所在を確認することと、置き去りを防ぐための安全装置を設置することを義務づける
2.安全装置の仕様に関するガイドラインの作成
設置を義務化する安全装置の仕様に関するガイドラインを、年末までに取りまとめて配布する、としています。
3.安全管理マニュアルの作成
安全管理徹底のため、園長などの責任を定めたわかりやすいマニュアル作成を予定。
送迎業務のポイントを整理したうえで、子どもが置き去りになっていないかを確認するチェックポイントも整理される予定です。
4.総合経済対策に盛り込み 財政措置
送迎バスの安全装置や登園管理システム、GPS機器の導入支援に加え、安全管理マニュアルへの理解を深めるための動画制作や研修の実施などを財政措置の対象に挙げています。
保育園を検討している家庭もこの基準を基に保育園選びをすることは確実で、全国の保育所・幼稚園は、早急に対策を検討する必要があります。
この義務に違反した施設は業務停止命令の対象になり得るとしたうえで、命令に従わない場合は罰則を科すこともあるとしています。
車内置き去り防止装置 SOS=0001とは?
政府から対策が発表されてから間もないですが、社会の関心が高い置き去り防止に対して初動が遅れることは、園自体の運営能力を問われる問題です。
そこで、安全装置について信頼のある商品をご紹介します。
2022年10月3日に発売されたAI検知機能付きの新製品で、業界で注目されています。
このSOS=0001の4つの特徴としては、
①【ドライバーがいなくてもAIが自動監視】
車のエンジンを停止した60秒後からバッテリーが起動し、約2時間、AIが車内の監視を続けるシステムを搭載。
ドライバーが車両を離れた後も車内監視が可能になります。
②【死角になる部分がない】
1台のモニターに最大4台のカメラを接続可能で死角がない上に、車内に設置されるカメラにはAIが搭載されているため、「人間の姿のみ(幼児も含む)」を自動認識・判断すると大音量の警告音を発するように設定できます。
③【バッテリーアクシデントにも対応】
ハイブリット車の駆動用バッテリーとしての実績がある「LiFePO4」(リン酸鉄リチウムバッテリー)を搭載しており、カーバッテリーへの負担を大幅に軽減しつつ、エンジンを切った後に、万が一車両バッテリーが上がってしまったとしても、必ず起動し車内の人を検知するよう設計されております。
④【遠隔ブザーによりすぐに知らせる】
オプションとして60mまで通信可能な遠隔ブザーも導入可能で、これにより、職員室や教室内などの遠隔地でもブザーの検知が可能となります。
まとめ・実際に購入するには
人手不足の保育園や幼稚園の現場で目視確認を徹底していたとしても、万が一のヒューマンエラーが起きることがあるかもしれません。
”人間はミスを犯すもの”という前提を忘れず、AI搭載のカメラ装置で防ぐことを検討すべきです。
株式会社TCIが独自で開発したバス置き去り防止システム(品番:SOS-0001)は、
受注生産から量産への移行にともない、より多くの幼稚園、保育園の送迎バスやスクールバスなど、あらゆる送迎車両に導入され、車内置き去り防止に貢献したいという思いを込めて、販売価格の大幅な値下げをしているようです。
対応が義務化される今こそ、あらためて大切な子供の命を守る装置の購入をぜひご検討ください。
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