どーもこんにちはJoshuaです。
美容師として多くのお客様の髪を見てきましたが、
ポーラス毛の方の多くは「手触りが急に変わった」「どんなケアも効かなくなった」と感じています。
色々試したけどやっぱりダメで...
こんな悩みを感じているなら、髪が“ポーラス毛”になっている可能性があります。
ということで今回は、
「ポーラス毛ってどんな状態？改善方法について」
このテーマで美容師が分かりやすく解説します。
自分が当てはまるかどうかをチェックしながら、今後の参考にしていただけると嬉しいです。
・ビビり毛になってしまい落ち込んでいる
・切れ毛や枝毛が多く悩んでいる
・ブリーチや縮毛矯正をかける頻度が多い
「ポーラス毛」ってどんな状態？
「porous」とは英語で“穴が多い”という意味。
その名の通り、ポーラス毛とは「髪の内部が空洞化して、水分や栄養を保てない状態」のこと。
健康な髪は、タンパク質・水分・油分がバランスよく詰まっており、しなやかでツヤがあります。
しかし、カラーやパーマ、縮毛矯正などの化学ダメージを受け続けると、このバランスが崩れて内部がスカスカな状態になってしまうんです。
ちょっと心当たりがあるわ...
いくつか当てはまる人は注意です！
見た目は一見ツヤがあっても、触るとガサガサ・ゴワゴワして、広がりやすくなっており、どんなトリートメントをしても効果が長続きしません。
その場合は、きちんとポーラス毛に合わせたケアに切り替える必要があります。
ポーラス毛になってしまう原因
ポーラス毛は、突然なるものではありません。
毎日の小さなダメージが少しずつ蓄積し、限界を超えると“空洞化”が進んでしまいます。
特に注意したい原因は次の4つです。
・高温で頻度の高いヘアアイロンや
・紫外線や摩擦などの外敵刺激
・施術時の薬剤の過剰反応（美容師側）
ポーラス毛は言っても「ハイダメージ」状態。
無茶をしない限りは中々なることはありません。
そしてこの無茶に入るのは「ブリーチ・縮毛矯正」が多く見られます。
こればっかりは美容師側のスキルの問題もあるので、難しいところです。
薬剤選定や放置時間を誤ったりすると、一瞬でポーラス毛になってしまう可能性も大いにあります。
ポーラス毛は治る？ケアの仕方
ポーラス毛を“元の健康毛”に戻すことはできません。
ただ「改善」することは十分可能です。
ここで最優先すべきは「内部の補強・補修」です。
ケラチン/アミノ酸/CMCなど、髪の構造を補う成分が入ったシャンプーやトリートメントを使いましょう。
週に1〜2回、集中補修マスクを習慣化しましょう。
「髪の芯を立て直していく」イメージです。
その際に取り入れたいのは「架橋(かきょう)」成分。
オススメの製品なども紹介しているので、良ければこちらも合わせてお読みください。
メンテナンスカットも大事ですね。
スカスカになった部分を少しずつ整えることで、健康な部分の負担を減らせます。
「全部切る」のではなく「生かす部分を残す」メンテナンスカットを定期的にしていきましょう。
動画で学ぶ！ヘアケア講座
今日のまとめ
髪は一度傷むと、自分で再生することはできません。
でも「扱いやすく・綺麗に見せること」は可能です。
そして大事なのは“習慣の積み重ね”です。
焦らず、ゆっくりと改善に向けてケアしましょう♪
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