Joshua hair blog

現役美容師として皆様に髪の毛に関する有益な情報やトレンドを常に発信していきます。

【美容師が解説】年齢による髪のパサつきの原因と4つの対策をお伝えします!

自己紹介
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Joshua / 現役美容師
  • 生粋のヘアケアオタク
  • 美容歴10年以上(都内で修行済み)
  • 多くのモデルやインスタグラマーの方を担当
  • Youtube 「オンライン美容師」チャンネル

  

 

どーもこんにちはJoshuaです。

年齢を重ねると、肌と同じように髪質も変化します。

特に30代後半からは髪のツヤや水分保持力が低下し、パサつきやすくなります。

昔はもっとツヤがあったのに...

これは単なる乾燥ではなく、ホルモンバランスの変化・皮脂分泌の低下・髪の内部構造の変化など、さまざまな要因が関係しています。

しかし、適切なケアを行えば、年齢を重ねても美しい髪を維持することは可能です。

ということで今回は、

「年齢による髪のパサつきの原因と4つの対策」

このテーマで美容師が分かりやすく解説します。

パサつきが悩みの方には有益な情報となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

◆この記事はこんな方にオススメ!◆
・年齢を重ねるにつれてパサつきで悩んでいる
・色々トリートメントを試したが解消されない
・昔のような髪のツヤを取り戻したい
・自分に合うヘアケア用品に出会えていない

 

 

年齢によるパサつく”原因と対策”

まずは、髪がパサつく原因について考えていきます。

なんとなく「年齢のせい」で片付けていませんか?

しっかりと年齢に応じたアンチエイジングケアをする上で、確かな原因を知っておくことはとても重要なことです。

ここからは、年齢を重ねるにつれて髪がパサつく原因を見ていきましょう。

 

原因1. ホルモンバランスの変化

30代後半から女性ホルモンの分泌が減少し始めます。

女性ホルモンには「エストロゲン」「プロゲステロン」の2つがあり、どちらも髪の成長を促し、ツヤやコシを保つ働きがあります。

また、「成長ホルモン」も年齢に応じて減少します。

これらのホルモンバランスの変化により、髪質が良くない方へと変化してしまいます。

ホルモンの減少は、40代以降に顕著になり、髪のうねりやまとまりの悪さにも影響を及ぼします。

 

《対策方法》  生活習慣の改善

ホルモンバランスの変化による髪のパサつきを防ぐには、内側からのケアが最も重要です。

特に、食生活の改善・ストレス管理・睡眠の質向上を意識することで、ホルモンバランスが整いやすくなり、髪のツヤやハリが回復しやすくなります。

「生活習慣の改善」は、間接的にヘアケアにもつながるんですね。

 

原因2. 頭皮環境の悪化

髪の成長には十分な栄養供給が不可欠ですが、加齢に伴い血流が悪くなると、毛根に必要な栄養が届きにくくなります。

これにより、髪が細くなり乾燥しやすくなります。

また、若い頃は適度に分泌されていた皮脂が減少し、頭皮のバリア機能が低下します。

皮脂は髪を外部刺激から守る役割も持っています。

そのため、分泌量が減ると紫外線や摩擦の影響を受けやすくなります。

 

《対策方法》頭皮ケアの意識を高めよう

年齢を重ねて「頭皮ケア」は重要さを増します。

頭皮環境が悪化しやすくなっているため、より頭皮のことを考える必要があります。

「頭皮用美容液」や「頭皮マッサージ」を取り入れるようにしましょう。

髪の細さと併せて、薄毛や抜け毛が気になる方であれば、育毛系のシャンプーを使ってみるのも良いかもしれません。

最新の頭皮ケア成分などにも注目していきましょう。

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原因3. 髪の内部構造の変化

髪の主成分はケラチン(タンパク質)ですが、加齢とともにこの成分が減少します。

特に髪の内部にあるCMC(細胞膜複合体)と呼ばれる脂質が少なくなると、髪の水分保持力が低下し、パサつきが加速します。

CMCは、髪の内部(コルテックス)や表面(キューティクル)をつなぐ「接着剤」のような役割のこと。

 

《対策方法》ホームケアでのCMC補給

CMCを補給することがツヤを取り戻す近道です。

それだけ聞くと少し難しく聞こえるかもしれませんが、実は簡単です。

CMC配合のトリートメントやアウトバスをホームケアで使うようにしましょう。

美容院でのサロントリートメントも良いですが、一番大事なのは「定期的に補給する」ことです。

CMC配合オススメ商品はこちらを参考になさってください。

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原因4. 外的要因ダメージの蓄積

髪は肌と違って自己修復機能がないため、年齢とともにダメージが蓄積します。

特に「紫外線」や「化学処理」の影響が大きいです。

「紫外線」は髪のタンパク質を破壊し、キューティクルを剥がしやすくします。

これにより、髪が乾燥しやすくなります。

「化学処理」はカラーやパーマ、縮毛矯正を指しており、年齢を重ねた髪はダメージ耐性が低くなっているため、若い頃より傷みやすくなっているので注意が必要です。

 

《対策方法》お風呂後のアウトバス強化

こちらもCMCと同じで、ホームケアに力を入れて、

補修・保湿成分ともに品質の高いものを選びます。

特にアウトバス(洗い流さないトリートメント)にはこだわるようにしましょう。

市販製品でも良いものはありますが、サロン専売品の「濃度の濃さ」にも注目すると、より効果を実感しやすくなるかと思います。

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今日のまとめ

年齢による髪のパサつきの原因に合わせたケア。

今回は、4つの対策方法をまとめてみました。

・生活習慣の改善
・頭皮ケアの意識を高める
・ホームケアでのCMC補給
・お風呂後のアウトバスの強化

 

年齢を重ねるにつれて感じる髪のパサつきだから

「もう諦めるしかない...」なんてことはありません。

原因を知ってそれに応じたケアをすることで、ツヤのある髪を取り戻すことは十分可能です。

諦めずに今の髪と向き合って、するべきケアをしていきましょう♪

 

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