Joshua hair blog

現役美容師として皆様に髪の毛に関する有益な情報やトレンドを常に発信していきます。

【美容師が解説】トリートメントを髪全体につけるのは辞めましょう!正しいつけ方とは?

 

自己紹介

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Joshua / 生粋のヘアケアオタク

美容歴8年目(都内で修行済み)

毎月多くのモデルやインスタグラマーの方を担当

 

どーもこんにちはJoshuaです。

みなさんはお家で毎日しているトリートメントのやり方ってどこかで学びましたか?

小さい頃からシャンプーの後にトリートメントを当たり前のようにしてきているので、今になってやり方を見直すことってあまり無いですよね...

そもそもお家でするトリートメントに間違いなんてあるのかしら。

そうですね~トリートメントを根元からつけていたりしませんか?

もちろん!だって髪の毛をキレイにするために根元からしっかりつけてるわよ。

おっと...それはNGですよ!今すぐやめましょう!

今回はトリートメントの正しいつけ方についてのお話です。

今のやり方に少し不安がある方はここで正しいやり方を学び、自信がある方も確認としてこの記事を参考にしていただければと思います。

 

◆この記事はこんな方にオススメ!◆
・今現在、トリートメントを根元からつけている方
・トリートメントの正しいやり方を知っておきたい方
・髪の毛をキレイにしていきたい方

 

 

トリートメントは根元にはつけない!

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意外と知られていない事実が根元にはつけていけないということです。

トリートメントには髪の毛の手触りを良くして、保湿をするだけでなく、髪の内部にまで補修・栄養成分を浸透させることで、髪の状態を良くしていくという効果があります。

しかし髪の毛をキレイにサラサラにしたいからといって根元につけてしまうと、きちんと洗い流せずにトリートメントが頭皮の毛穴に詰まってしまうという危険性も出てきます。

その結果、薄毛や抜け毛につながり健康な髪の毛が育たなくなるというケースも。

 

またたくさんの栄養や保湿成分が含まれているトリートメントを根元につけることで、根元が重くなりドライヤーで乾かしてもトップがペタッとしてしまうこともあります。

最悪の場合は、根元の方がベタついてしまうことも...

どんなスタイルでも、トップはふんわりとしているほうがシルエットが美しいですよ!

ちなみにコンディショナーやリンスでもこれは同じです。

どちらも根元にはつけないようにしましょう!

「それぞれ何が違うの?」という気になった方はこちらの記事も合わせてお読みください。

sylph.info

 

まずは正しいシャンプーのやり方も

他にもトリートメントをつける時の注意点はいくつかあります。

今回の記事では、長くなってしまうのでトリートメント前のシャンプーのやり方は省略してその後から解説していきます。

まず正しいシャンプーのやり方を知っておきたい方はこちらから。

sylph.info

 

 

 

正しいトリートメントの手順とやり方

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①【シャンプーをしっかりすすぐ】

まずはトリートメント前のシャンプーをしっかりお湯で流すところからです。

シャンプー剤が髪に残ったままだと、頭皮トラブルになるだけでなく、トリートメントがうまく浸透していかずに効果が半減してしまうことがあります。

洗い流す時のお湯の温度は、38〜40°Cを基準にしましょう。

高温だとカラーの色落ちを早めたりダメージになりますが、低温でもトリートメントが浸透しづらくなってしまいます。

 

②【適量を中間から毛先につける】

トリートメントをつければつけるほど髪に良いというわけではありません。

必要以上につけすぎてしまうと、髪の毛の内部に入りすぎて詰まってしまい逆効果になることも...

自分の髪質や毛量に合わせて、適量をダメージしている中間から毛先を中心につけてあげるようにしましょう。

一番つけたいのはダメージでパサつきやすい毛先なので、まずは毛先からつけて調整していくのも良いかもしれませんね!

 

③【少し時間を置いて浸透させる】

もし時間に余裕がある時は、トリートメントをつけた後はすぐに流さずに、少し浸透させるための時間を置いてあげるとさらに効果的です。

トリートメントをつけた後は、あらめのコームで優しく髪の毛をとかします。

クシでとかすことで、髪の毛に均等にトリートメントをなじませることが出来るんです!

その後、ホットタオルなどでターバンにして暖かく加温して3〜5分ほど放置してあげると良いです。

 

④【ちょうどいい具合に流してあげる】

最後にトリートメントを流す時も注意点があります。

流し不足と、流しすぎに気をつけるようにしましょう!

流し不足は髪にとって良くありませんが、トリートメントのぬめりを完全に洗い流してしまうと、それはそれで効果が感じにくくなります。

髪に指を通してもきしまない程度で、濡れていてもツヤが出ている状態でフィニッシュするようにしましょう。

初めはこの感覚をつかむまでは難しいと思いますが、慣れてくるとこの具合が分かってくるようになります。

 

合わせてヘアパックもしましょう!

カラーやヘアアイロン、摩擦や紫外線などのダメージにより私たちの髪の毛はすぐに痛んでしまいます。

これをキレイにキープするためにはお家でのトリートメントだけでは不十分です。

週に1回ほどヘアパックをされることをオススメします。

ヘアパックはトリートメントをバージョンアップさせたもので、より高いダメージ補修効果と保湿をすることが出来ます。

sylph.info

これを自分へのご褒美でプレミアムトリートメントとして週1くらいの頻度でしてあげましょう。

美容室で行うようなトリートメントをおうちでも簡単に体験できてしまうというワケです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はトリートメントの正しいやり方を解説させていただきました。

みなさんは普段自分がしているやり方と比べてみて、違うところはありましたか?

せっかく良いトリートメントを使っていてもやり方が間違っていると得られる効果が半減してしまいます。

正しいやり方で髪の毛を今よりもさらにキレイにしていきましょう♪

 

他にも自分の髪の毛のことで悩んでいることはありますか?

・髪の毛を綺麗にしたいけど、何から始めればいいの?
・自分にはどのような髪型が似合うか分からない
・自分の髪質にあったケアを知りたい

 

など、このようなお悩みは実際に1対1で髪の毛を見てみないと正確なアドバイスをすることが出来ません。

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