どーもこんにちはJoshuaです。
黒染めを使用される方は学生の方が多いですかね。
バイト、学校の規則、実習、就活など今の日本では、まだ黒とまではいかなくてもかなり暗いトーンに染め直す必要がありますよね。
明るい髪が好きな方にとってはこれがなかなか辛いんですよね...
《美容室でのお仕上げのシーン》
このミルクティーベージュ気に入りました!嬉しい!
あっ...でも実習があるから来月には暗くしないと。泣
市販の黒染めはやっぱりやめた方がいいですよね?
そうですね〜デメリットの方が多いので、美容師としてはオススメ出来ないです。
その代わりに良い方法がありますよ!
ってなわけで、今回のテーマは市販の黒染めのデメリットと、美容師からそれに変わる提案をさせていただければと思っています。
黒染めをしようか悩んでいる方の参考になればと思います。
・でも重くなるので黒染めを本当はしたくない方
・暗くした後はまたすぐ明るく染めたい方
・美容室よりかはお手頃な値段で済ませたい方
市販の黒染めは実際どうなの?
コンビニや薬局に行くと、市販のカラー剤が売っていますよね。
最近では市販のカラー剤も色々な種類が出てきており、色味も増えています。
その中でも黒染めは昔から多くの人に使われています。
基本的に市販の黒染めの持ちは良いです。
しかし以下のような方は色落ちが早く感じるかもしれません。
また市販カラーの良い利点としては、なんといってもお手頃な値段です。
美容院でヘアカラーの平均相場は¥3000〜7000に対して、市販のカラーは¥500〜700で出来てしまうわけですね。
また美容室に行く時間が無い!という方にも自宅でセルフですぐに出来るので、そこも良い点ですよね。
市販の黒染めの3つのデメリットとは?
しかしながらお手軽なコスパの良い黒染めですが、やはり染めた後を考えると髪の毛に多くの悪影響があることも確かです。
その中で美容師から見ても、市販の黒染めの大きな3つのデメリットを書いていきたいと思います。
【その後のカラーに影響が出る】
黒染めというのは本来のカラー剤よりも中に含まれている色素が濃いんです。
そのため、なかなか落ちないんですね。
「黒くした後は、また明るくしたいんです!」
これが難しいんです。
また市販の黒染めの特性でもあるのですが、色落ちは赤みが強く出ます。
ピンク系、レッド系などの赤みがあるカラーにしたいのオーダーならまだ良いのですが、グレージュ、アッシュ、ミルクティーベージュなどの赤みのない寒色系にするのはかなり難しいです。
「ブリーチすれば大丈夫ですかね?」
これは髪質にもよるのですが、一回のブリーチでは先ほどの黒染め特有の赤みが出てしまうので理想の髪色にならないことの方が多いです。
市販の黒染め後のブリーチは2〜3回が基本になってしまいます。
【ムラになり残ってしまう】
市販の黒染めを自宅でセルフで染める場合、どうしても避けられないのがムラになってしまうことです。
髪の毛がショートであればまだしも、ミディアムやロング、また髪の量が多い方などはどうしてもムラになりやすいです。
そしてその1度なってしまった黒染めによるムラはプロの美容師でも1回の施術で直すのは難しいんですね。
一回のセルフカラーで半年〜1以上ムラが残ってしまうという事態が起きてしまいます。
【普通のヘアカラーよりもダメージがある】
市販の黒染めは色素が濃いのと、髪の毛に色を入れ込む力が強いので一般のカラー剤よりもダメージがしやすいです。
最近では、市販のパッケージに1、2回のホームケアトリートメントがついているものもあるようですが、あくまで一時的な応急処置になります。
1週間ほど経つと髪がギシついたり、パサつきを感じるようになったという方は多いですね。
【透け感の無い、重めの黒になりやすい】
黒にしなくてはいけない場面でも、
「透明感のある、軽い黒染めが良い」
と思っている方は結構多いはずです。
市販の黒染めの場合は、この調整がとても難しく、大体の仕上がりは海苔のような真っ黒に仕上がってしまう場合が多いです。
それがなかなか落ちないので、沈んだ気分が続くことになります。
美容室の黒染めは市販とは違う!
では美容室での黒染めとは何が違うのかという部分についてです。
美容室の黒染めは基本的に2種類にあります。
①本格的な黒染め
美容室でも本格的な黒染めをすることは可能です。
ムラにならないように、細かくチェックしつつ塗布していきます。
またシャンプー後に内部補修を含んだトリートメントをしてあげることで、黒染めをしてもサラサラな状態を保てるように仕上げていきます。
ただ、黒染めなので半永久的に暗いのと、次の染めるカラーには影響が出てしまうのでそこは注意してください。
②透明感あるダークトーンに染める
これを美容師としては一番オススメしています。
大体地毛と言われているのは5〜6トーンだと言われています。
黒染めの場合はこれよりも暗くなってしまうことがあるのですが、普通の寒色系カラー(グレーやアッシュ、ブルー)で6トーンで染めると、透明感ある地毛風カラーにすることが出来ます。
室内でのパッと見た感じは黒髪ですが、外に出て太陽光に当たると髪の毛が透けて、軽く見えるというイメージになります。
詳しくはこちらにスナップ写真も載せているので参考にどうぞ
ですが一般的な黒染めよりか、色持ちは良くありません。
髪質にもよりますが、大体1〜2ヶ月くらいの持ちになります。
ただ、逆を言うと次に染めるカラーにそこまで影響がないということになり、また明るくすることも可能になるというわけです。
また寒色系カラーなので、色落ちも赤みが出づらく綺麗なアッシュっぽく落ちてくれるのもこの染め方のメリットでもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
市販の黒染めはコスパが良いメリットの反対でデメリットも少なからずあるわけです。
¥500ほどで市販で染められるのは魅力的ですが、結果的にムラになってしまったり、自分のしたい髪色にするのに余計なお金がかかってしまうことも十分にあり得ます。
トーンダウンに関してはあまりケチらずに美容室でカラーされることをオススメいたします♪
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