Joshua hair blog

現役美容師として皆様に髪の毛に関する有益な情報やトレンドを常に発信していきます。

【美容師が解説】美容室でヘアドネーションしよう!やり方や手順を説明します。

 

自己紹介

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Joshua / 生粋のヘアケアオタク

美容歴8年目(都内で修行済み)

毎月多くのモデルやインスタグラマーの方を担当

 

〈自宅のシーンにて〉

ヘアドネーションをしようと決めてから、髪も伸びたしそろそろね!

あれ、でも普通の美容室でいきなりやってくれるのかしら...?

という事で、今回は意外と知られていない

「ヘアドネーションの基準や方法」について現役美容師が簡単に説明していきたいと思います。

寄付できる髪の毛について、また美容室で頼むときのオーダー方法なんかについても詳しくまとめていきます。

 

◆この記事はこんな方にオススメ!◆
・ヘアドネーションを考えている方
・とりあえず髪の毛を伸ばしている方
・寄付やボランティアに興味がある方

 

 

そもそもヘアドネーションとは?

ヘアドネーション

アメリカから始まった慈善活動です。

切った髪の毛でウィッグ(かつら)をつくり、医療用として小児ガンや事故が原因で髪の毛に悩みを抱える子供達に提供されます。

2021年現在、日本でも複数の法人がヘアドネーションの活動をしています。

ヘアドネーションの条件 ・年齢、国籍、性別は問わない。海外からの寄付でも◎
・ヘアカラー、パーマ、白髪があっても大丈夫
・最低でも31cmの長さが必要
・くせ毛さんでも問題はないが伸ばした状態で測ること
・軽度のダメージで抑えられている
(ブリーチなどで、髪の毛が切れるまでいくと厳しい)

 

美容室での頼み方

ヘアドネーション

ヘアドネーションには髪の毛を綺麗な状態で寄付するために、カットの仕方が少々違います。

まずはヘアドネーション対応をしている美容室を探して予約しましょう。

HPなどに特に記載がない場合は、あらかじめ電話をかけて

「こちらの美容室では、髪を寄付するヘアドネーションに対応していますか?」

一度、確認されることをオススメします。

ヘアドネーションは普通のカットよりも時間がかかるので、美容室の忙しくない平日や土日でも夕方以降がいいかもしれません。

※セルフカットでのヘアドネーションは難しいのでなるべく控えましょう。

 

 

 

 

当日の流れを簡単に説明します

予約当日、美容室に来ていてだいた後は、このような手順でまずはヘアドネーション用の髪の毛をカットしていきます。

ヘアドネーションのやり方

つな髪®|髪の寄付(ヘアドネーション)で医療用ウィッグを無償提供

 

注意事項としては、カットをする前に、髪の毛をしっかり乾かしてスタイリング剤はなどはつけずに行きましょう。

またヘアアレンジや巻いたりもせずにストレートのナチュラルな状態で行きましょう。

 

その後、普通の美容室の場合はお客様に切った髪の毛を束ねて最後にお渡しします。

受け取った髪の毛を大事に保管し、家に持ち帰ります。

そのままレターパックなどを用意して、このように束ねて梱包していきましょう。

ヘアドネーションのやり方

 

その後、そのヘアドネーションの法人の会社宛に発送していきます。

「ヘアドネーション 送り先」と検索するといくつか出てくるので、それぞれチェックしてみましょう。

法人によってはドナーシートというものを記入して一緒に送ることもあるのでそれぞれ確認してください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ヘアドネーションは現在では31cmからとなっています。

実際切った後のことも考えるともっと長めに伸ばさなくてなりません。

髪の毛をそこまで伸ばすってかなり大変なことですよね...

でも自分の髪が誰かのためになると考えると頑張れるかもしれませんね♪

 

他にも自分の髪の毛のことで悩んでいることはありますか?

・髪の毛を綺麗にしたいけど、何から始めればいいの?
・自分にはどのような髪型が似合うか分からない
・自分の髪質にあったケアを知りたい

 

など、このようなお悩みは実際に1対1で髪の毛を見てみないと正確なアドバイスをすることが出来ません。

そのような方向けに、最近ではオンラインで出来る

「あなたのためだけのカウンセリング」を行っています。

ご興味がある方はこちらから!

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