縮毛矯正をかけた後の仕上がりのシーン
うわぁ〜とってもサラサラになりました。
これで朝の時間がグッと楽になりますよ!
はい!あっ、今日の夜ってシャンプーしても良いですか?
当日のシャンプーは出来れば控えた方が髪には良いですね...
その他にもいくつか注意点があるのでご説明させていただきますね!
縮毛矯正をかけて、日々の髪のクセの悩みから解放されてサラサラヘアーになって嬉しい!
せっかくならこのサラサラをずっとキープしたいですよね。
縮毛矯正はかなりシビアな技術で、かけた後もお家で注意が必要というのはみなさんご存知でしたか?
今回の記事では、実はあまり知られていない縮毛矯正をかけた後のNG行為やケア方法についてご紹介していきたいと思います。
・縮毛矯正後の4つのNG行為
・お家でのホームケアについて
矯正したのにクセがすぐ戻ってしまった...
美容室で縮毛矯正をかけてもらいました。
仕上がは綺麗にクセも伸びておりサラサラになっていたが、
次の日、家でシャンプーをした後に乾かしていたら...
あれ、なんかまたクセが戻ってる...
このような失敗経験をされたことはありますか?
この場合の考えられる原因としては、
縮毛矯正がしっかりかかっていなかったということです。
縮毛矯正の原理は簡単に言うと、髪の結合を切断して、それを熱によりまっすぐ変えてそれをそのまま固めるというやり方です。
基本的に縮毛矯正をかけたところ(薬剤をつけた部分)は半永久的にクセは伸びきったままです。
このような失敗の原因は、おそらく薬剤が髪の毛に完全に反応しきれていなかった可能性が高いです。
この場合、美容師さん側の責任になりますので、お直しや返金対応を求めることも出来ます。
どうお直しをお願いすれば良いか分からないという方はこちらの記事もご覧ください。
前提として縮毛矯正をかけた後は、クセが戻ることはありません。
しかし髪の毛を強く縛るなどのNG行為をすると、新しいクセがつく可能性はあります。
その場合、お直しの対象外となるケースが多いです。
そのような縮毛矯正をかけた後のNG行為をこれから解説していきたいと思います。
矯正をかけた後の4つのNG行為
【24時間以内のシャンプー】
これは聞いたこともある方も多いのではないでしょうか?
縮毛矯正は先ほども少し書いたように、髪への負担が大きい施術になります。
かけたては特に薬剤の定着がまだ不安定な状態です。
そこでシャンプーをしてしまうと、髪を刺激してしまいクセが戻りやすくなってしまいます。
最低でも24時間はシャンプーせずに薬剤を定着させるようにしましょう。
しかし、どうしても髪の毛を洗いたい!という場合もあるかと思います。
その場合は、お湯洗いやシャンプーするにしても頭皮だけに泡をつけて優しく揉み洗いすることで、髪への負担を少しでも軽減することが出来ます。
【コテ巻きやアイロンによるヘアセット】
コテ巻きやストレートアイロンは巻くことに問題はありません。
しかし、元々熱で固定している縮毛矯正なので、ヘアアイロンなどの熱で形が変わってしまったり、変なクセがついてしまう事もあります。
薬剤が安定する3日間ほどはなるべく巻くのは控えましょう。
それ以降は髪の毛も安定するのでアイロンは大丈夫ですが、高温での使用は髪へのダメージにつながるのでなるべく140〜160度くらいにしておきましょう。
【髪の毛を強く縛る、耳にかける】
縮毛矯正をかけた後の2、3日は髪の毛で強く縛ったり、耳にかけたりするのはなるべく控えましょう。
縛りグセやかけグセが新たについてしまいそのまま固定されてしまう事があります。
仕事でどうしても髪を縛らなくてはいけない場合は、いつもより結び目を緩めにして、髪をおろしている時間をなるべく多くしてください。
【濡れたままの自然乾燥】
これは縮毛矯正をかけていなくても常に意識してほしいポイントです。
濡れた髪の毛はキューティクルが開いており、とてもダメージしやすくなっています。
そのまま自然乾燥で寝ると、枕との摩擦でキューティクルがボロボロと剥がれてしまいパサつきや広がりの原因になってしまいます。
また、濡れたままの放置は頭皮環境によくありません。
頭皮上で雑菌が繁殖してしまったり、頭皮の匂いにもつながります。
お風呂から出た後は、髪の毛をタオルドライでしっかりと水分を拭き取り、アウトバストリートメントをつけてちゃんと乾かすようにしましょう。
縮毛矯正後のヘアケア方法とは?
縮毛矯正はクセのまっすぐにするというメリットがある部分、どうしてもデメリットとして避けられないのは大きなダメージです。
薬剤の進化や、美容師さんによってはそのダメージを軽減することは出来ますが、基本的にブリーチと同等くらいのダメージという認識を持っていると良いかもしれません。
そのため、お家でのホームケアというのがとっても重要になってきます。
①シャンプーやトリートメント
毎日使うシャンプーやトリートメントは髪に大きく影響します。
市販のものでも、洗浄力が強いシャンプーを使い続けていると髪の毛は日に日にダメージを負っていきます。
優しく低刺激のもので、サラッと仕上がるタイプのものがオススメです。
縮毛矯正をかける前は、クセや広がりを抑えるためにしっとり系の重めのシャンプーを使っていた方がほとんどだと思います。
縮毛矯正後に、あまりしっとりさせすぎると髪の毛が重くコーティングされすぎてしまい、縮毛矯正による悪い残留物質をそのまま中に閉じ込めてしまうという逆効果に繋がってしまいます。
オススメはアミノ酸系シャンプーなので低刺激でありながら高いダメージ補修・保湿成分が含まれている「Inborn(インボーン)シャンプー」がオススメです。
詳しくはこちらをご覧ください。
②アウトバストリートメントをちゃんとつける
髪の毛をドライヤーで乾かす前にしっかり補修成分の含まれた洗い流さないトリートメントをつけることを習慣化しましょう。
髪質に合わせて、自分と相性の良いものを選びましょう。
髪の毛が細くて、ボリュームが欲しい方はミルボンのエルジューダ シリーズでリンバーセラムなどがオススメです。
髪の毛が太くて、量が多い方にはモロッカンオイルや、onceオイルなどが良いかもしれません、
まとめ
最近ではパサつきや広がりを抑えたい、でも縮毛矯正はしたくない...
という方に向けて髪質改善や酸熱トリートメント、ストレートトリートメントなど色々なメニューが増えてきていますよね。
正直、それぞれ何が違うのかが分からず困っている方も多いので、こちらの記事で詳しく解説しています。
縮毛矯正をかけることで、クセのストレスから解放されて朝の時間もグッと楽になります。
ただダメージがある分、その後のケアは正しい仕方で行う必要があります。
サラサラヘアーで、自慢の美髪にしちゃいましょう!
他にも自分の髪の毛のことで悩んでいることはありますか?
・自分にはどのような髪型が似合うか分からない
・自分の髪質にあったケアを知りたい
など、このようなお悩みは実際に1対1で髪の毛を見てみないと正確なアドバイスをすることが出来ません。
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